自己紹介　

2002.7.14更新

昭和３０年代初期生まれの私達の世代は、将に日本の高度成長期の後半の変遷を見ながら
育ってきました。１９６４年の東京オリンピックと１９７０年の大阪万国博覧会は国を挙げての一
大セレモニーでした。オリンピックは実際に競技場には行けませんでしたが、万国博覧会は最
先端の技術を実感しました。

テレビは白黒で、｢鉄腕アトム｣、｢鉄人２８号｣は子供の憧れの的でした。相撲は”大鵬”、野球
は”巨人”とまるで教科書で教えられた様に育ちました。歌謡曲では石田あゆみさんの｢ブルー
ライト横浜｣が大ヒットし、空前のレコード売上げとなりました。その後テレビがカラー化されて、
｢ウルトラマン｣、｢サンダー・バード｣の画面が綺麗で感激しました。特に｢サンダー・バード｣はハ
イテクで感動しました。

自動車は一家に一台もあるはずがなく、持っている人の方が少なかった時代です。フロント座
席の窓に三角窓と言う窓があり、エアコンが無かった時代では夏場には風が車内に勢い良く
入ってきて重宝しました。方向指示器は電球が光るのではなく、オレンジ色のアームが飛び出
ていました。エンジンを始動する前にチョークを引く必要があり、エンジンが暖まるとチョークを
戻す必要がありました。

生まれてから中学校１年まで、東京の自由が丘というところで育ちました。当時の自由が丘はま
だ畑も残っていました。電信柱は木製で、街灯は人がスイッチを操作していた時代です。朝は牛
乳屋さんが配達に来て、夕方は豆腐屋さんがラッパを鳴らしていました。夜はチャルメラの屋台
も珍しくなかったです。自由が丘を離れてから、『お洒落な街』として雑誌に取上げられる様にな
りましたが、どうも自分には理解できません・・。

その後、中学生の時に横浜市のたまプラーザというところに引越しました。まだ、引っ越した当時
は開発途上で、駅前でさえも何もありませんでした。回りに何もないためか風が強く寒かったのを
覚えています。夜中になると東名高速道路の騒音が聞こえたものです。東急デパートができた頃
から急に開けちゃいました。

高校生の時は、よく深夜放送ラジオを聞いていました。この頃ステレオを買ってもらって、その臨
場感に感動したことを思い出します。３０ｃｍＬＰレコードを夢中になって聴きました。レコード針が
消耗するのを気にしながら振動しない様に注意が必要でした。
大学時代は、沖縄、北海道、ヨーロッパと旅行することができました。沖縄は海が綺麗なことはさ
ることながら、夜みた星空が最高でした。天の川ってまさに｢川｣のように無数の星が見えて感動！
しました。北海道は広大な平原という印象がつよく、道路も直線で水平線までとどいている感じで
した。初めて異国で最も感動したのは、パリのシャンゼリゼ通りの歴史ある建物に面したお洒落
な街並みでした。

昭和６１年から小田原市に約５年間住んでいました。周囲には箱根や富士五湖周辺等近くに観光
地が沢山あり、週末によく遊びに行きました。。あまり有名ではありませんが、足柄峠というところ
があり、ここから見る富士山の眺望は素晴らしいです。

平成３年５月より現在の住居、秦野にいます。秦野市は大山等の丹沢山系のふもとにある盆地の
ような地形をしています。工業団地もありますが、落花生が有名で畑が多くあります。丹沢は1,000m
クラスの山で登山する人も多いです。また、震生湖という池がありちょっとした散策ができます。
たまに、丹沢の山を登っていますが、良い運動になって気持ち良いです。

大山に関する観光情報は大山旅館組合のサイトにありますので是非見て下さい。




自宅の近所から見た大山（丹沢）です。

ＭＹ　ＦＡＭＩＬＹ

ＷＩＦＥ

ＳＯＮＳ