ＲＥＰＴＩＬＥ　ＪＡＰＡＮ　ＴＯＵＲ　２００１
2001.11.29up(2002.1.15更新)

１２月１４日：横浜アリーナ

”ＲＥＰＴＩＬＥツアー”私にとって最終日となりました。今日のエレキはロンドンで使用
してた物と同じ｢レインボウ？｣で今回の来日公演では初めてお目に掛かりました。
”BADGE”の途中で、日本発登場のギターに変わりました。何かハプニングがあった
のでしょうが、リー・ディクソンが素早くECへ渡していました。常にステージの横で予
備のギターをチューニングして待機しているのです。このようなスタッフがあって演奏
が成り立っている訳です。
本日の”BLUES”は”STORMY　MONDAY”で｢ワウ・ペダルを効かせて｣堪能させて
くれました。ECしか創り出す事ができない音楽のセンスが表現されていて大変満足
しました。次の来日公演が２〜３年後に実現する事を祈るばかりです。

１２月３日：日本武道館

GEORGE　HARRISONの事があったため、今回は特別な思いでコンサートへ
行きました。”BADGE”を聴いたら間違いなく泣いてしまうだろうと思っていまし
たが、予想に反して”BELL　BOTTOM　BLUES”で眼が熱くなり視界が見えなく
なってしまい、”BADGE”は記憶していた曲順と異なり気持ちの高揚のタイミング
と違ってしまいました。でも、エレキの”LAYLA”の後半の演奏の時は、３０年間
以上も素晴らしいライブ活動を行っているＥＣと同じ空間で音楽を共有している
感動で涙が出てしまいました。１２歳の年齢差はありますが、同じ時代に生きて
ＥＣのライブが体感できる慶びを改めて認識しました。

”River of tears”と”Ｉ　want　a　little　girl”の唄も聴き応え充分であったし、
”She's gone”や”Have　you　ever　loved　a　woman”の演奏も『感動もの！』
でした。ＥＣの音楽の感性をしっかり受け止めることが出来ました。

１１月２８日：日本武道館

ＥＣ２００１／ＪＡＰＡＮツアーついに武道館上陸です。基本構成はロンドンＲＡＨ
と同じですが、インプレッションズがいない分、本来のＥＣの音楽の原点に近
い内容になったと思いました。

”River of tears”は最近のツアーでは評判が良いですが、今回もベストでした。
”She's gone”やブルースナンバーも決まっていて格好良過ぎです。５６才で
あの様なエネルギーあるパフォーマンスを創り出すのですから『最高！』
としか言い様がありません。１０月２０日のＮＹコンサートのビデオと比較する
と格段とスリムアップしていた事も嬉しかったです。

"Badge"のアレンジはこれまでのライブビデオ等とはかなり違っていました。
ジョージに対するＥＣの心境も複雑であったと思います。何だかＥＣがジョージ
の分まで頑張っている様に感じられ胸が熱くなりました。

一昨年もそうでしたが、"SLOWHAND"の頃の曲をライブで聴くと、当時の頃が
懐かしく思い出されると同時に、２５年後にこの様な形で生演奏を体感できた
かと思うと感慨無量です。